STORY

Branch 04

翔の記憶を読んだ都は、彼が自身に向ける想いを知ってしまう。
二人は以前のような自然なやりとりができなくなり、ぎくしゃくとした関係が続いていたが、与一の計らいによって互いに向き合う機会を得る。
翔と都は、すれ違いや戸惑いを乗り越えながら、本音を伝え合う関係へと歩み出していく。
だがその矢先、新たに起きた“石化事件”の噂と共に、都が突然姿を消してしまう。
胸騒ぎを抱えながら、わずかな手がかりを頼りに都の行方を追うが――。

Branch 03

「他人の物の所有権を奪う力」をアーティファクトに与えられた都。
そして翔もまた正体不明の力を持っている事をソフィーティアに告げられる。
彼女に協力し、石化事件の犯人の捜査を始めた翔と都は、都の能力の新たな使い道を見出し、事件解決に向けて一歩前進する。
事件の捜査を通して確かな絆が築かれていく二人。
しかし、そこに現れた一人で石化事件の犯人を追う結城希亜は、翔を事件の犯人ではないかと疑いだし──。

Branch 02

白泉学園で突如発生した謎の火災。
生徒たちが恐怖に包まれる中、新海翔は、妹の新海天を救うべく奔走する。
そんな翔に、何かを知っている様子の九條都は協力を持ち掛ける。
火災の原因を追う翔と都の前に現れたのは、炎を自在に操る異能者。
常識では太刀打ちできない脅威に、都は特殊能力を授ける装飾品“アーティファクト”で能力を発動する。
危険が迫る中、2人は力を合わせて異能者に立ち向かう。戦いの先に待つ、運命は─。

Branch 01

白蛇九十九神社の町おこしイベント中、突然の地震が発生。
神社の本殿で「神器」の破損を目撃した新海翔は、拾ったカケラで指を傷つけてしまう。
それは、静かに始まる異変の合図だった。
それから数日後、公園に少女の石像が現れたという噂が広がっていく。
不可解な出来事に翔は、クラスメイトの深沢与一、九條都と共に噂の真偽を確かめに行くことに。
それは偶然か、運命か。“物語”が静かに動き出す─。